学資保険とこども保険との違いは?

学資保険とこども保険との違いは?

学資保険とこども保険、違いはいったい何でしょう?

今ではどちらも同じ意味合いで使われることが多いですが、厳密にはこんな違いがあります。知っていましたか?

  • 学資保険・・・こどもの将来のために教育資金の貯蓄を目的とした保険
  • こども保険・・・子供向けに販売されている保険の総称

学資保険とこども保険の違い

ですから本来の意味からすると、学資保険は貯蓄型の保険になるんです。しかし世の中のニーズに合わせて、学資保険に医療保障を加えたものや、子供向け生命保険に教育資金の貯蓄も出来るものを作っていった結果、どちらも同じような内容になってしまったようです。

学資保険の特徴

学資保険は、こどもの教育資金を貯める、という目的があります。ですから、満期は18歳や22歳であることが多いです。一般的にそれ以上の年齢になったら教育費は必要ないですからね。

また、一時金が出る(ものもある)のが学資保険の特徴です。学校への入学時は何かとお金がかかるもの。そういうタイミングでお祝い一時金が受け取れるのが学資保険です。

また基本的には、医療保障や育英年金などはついていません。これらを特約として付けることができる学資保険もありますが、「学資保険=教育資金を貯めるためのもの」と考えて良いでしょう。

こども保険の特徴

親がこどもに万一のことがあったら、、、と考えて加入するのがこども保険です。ですから、保険満期の時期は保険の種類によってさまざまです。保険満期が60歳(親が、じゃないですよ、子供の年齢です!)というこども保険もあります。

ここは人によって考え方が分かれるとは思いますが、私は個人的には、親が子供の面倒を見てあげるべきなのはせいぜい大学卒業まで、22歳ころまででは?と思っています。社会人になれば、子供だってもう大人の仲間入りです。自分のことは自分で考えて行動してもらうべきで、そんな歳にまでなって親が子供の保障をするのは、ちょっとやり過ぎなのでは?と思っています。

親なら誰しも子供のことを考える

あなたがこうして学資保険や子供保険について調べているのは、当然こどもの将来を考えてのことでしょうね。ですから学資保険にしろ子供保険にしろ、必ず「契約者(お父さんやお母さん)に万一のことがあったときに保険金がおりるもの」を選ぶようにして下さいね。

子供が成人するまで教育するのが親のつとめです。万が一、自分にもしものことがあったとしても、無事にこどもが教育を受けられるようにしてあげるのが、学資保険・こども保険の目的ではないでしょうか?

学資保険や子供保険に加入するときは、「親に万一のことがあったら」の保障があるか必ずチェックしましょう。その際、「契約者は誰なのか?自分なのか、子供なのか?」ということを念頭に置いて契約書を読みましょう。もし、契約者が”お子さんの名前”だったとすると、「契約者(=お子さん!)に万一のことがあっても保障」という保険では、本来の目的からはずれてしまいますので、注意するようにして下さい。

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