学資保険に加入するメリットは？
何のために学資保険に加入するのでしょうか？
そもそも「学資保険に加入する目的」は、いったい何なのでしょうか？
学資保険のメリットというと、みなさん「返戻率（戻り率）」の高さばかりを気にしてしまいがちです。学資保険は積立型の保険ですから、払い込んだ金額よりもらえる金額が多い方が、そりゃいいですよね。
でも、ここでひとつ注意しなければなりません。
学資保険は、金融商品ではないのです。「お金を増やすため」の学資保険ではない、ということです。
学資保険に入る目的
学資保険に加入する目的とは、お子さんが順調に成長していったときに、高校入学や大学入学というお金のかかるタイミングごとに、まとまったお金をしっかりと準備して用意しておく。これが一番の目的だと私は思います。決してお金を増やすことが一番ではないと思います。
返戻率だけを気にするのであれば、無理に学資保険にしなくても、いろいろな手段があります。元本割れリスクも負うのであれば、外貨貯金、FX、株や金という手段もあります。ここまでしなくても、毎月定期預金に積み立てしておくという方法だってあります。
学資保険の最大のメリット
しかし、もしその途中で両親に万が一のことがあったら、、、、
そこで登場するのが、学資保険なんです。学資保険の最大のメリットは、「契約者に万が一のことがあった場合、以後の保険料は支払わなくて良い」というものです。つまり、お子さんの教育資金が保証されている、ということです。
これは非常にありがたいですよね。
たいていの学資保険には、「保険料払込免除特則」というものがついています。これは、契約者（たぶんお父さん）に万が一のこと（死亡したり、高度障害状態になった）があったとき、それ以降の保険料が免除されるというものです。
普通は保険料が支払えないのですから、契約破棄になってもおかしくありません。でもこれのおかげで「以後の保険料は頂きません！」になるんです。これが学資保険に入る最大のメリットです。
ですから学資保険に加入するときは、必ず「保険料払込免除特則」がついているか？確認して下さいね。学資保険のメインとなる部分ですから、どこかにきっと説明が載っているはずです。分からなければ担当の人に必ず聞いて下さいね。
お子さん第一に考えて！
わたしたち子供を持つ親としては、子供にしっかりと教育を受けさせる義務があります。そして出来ることなら、子供が希望する高校・大学へ進学させてあげたい、とみんな思っているでしょう。お金さえあれば・・・（笑）
私も走ですが、高校まではなんとかなるだろうと、みなさん考えていると思います。10数年後はどうなっているか分かりませんが、お隣韓国のように「大学進学するのが当たり前」の世の中になっているかもしれません。
そんな中、もしお子さんが「○○大学に行きたい！」などと言ったときに、「ウチにはお金がないから無理よ」とはあまり言いたくないですよね。。。せめて入学金だけでも出してあげたいです。
私立の大学入学金は、100万円～200万円かかると言われています。これを貯金を崩して捻出したり数年間で貯めるのは至難の業です。
でも、子供が3歳の時から15年間、毎月1万円ずつ学資保険で払っておけば、18歳の頃には満期で200万円くらいのお金になって戻ってきます。もし途中でお父さんが亡くなってしまっても、この金額は保証されます。
もし大学へ進学しなかったとしても、これは結婚資金としてそのまま活かすことができます。子供の将来のため、子供が自分の行きたい道へ歩んでいけるように、親として今から出来ることを始めてみませんか？
